2022-01-01から1年間の記事一覧
最近本屋に行くと、Z世代やゆとり世代の行動や関係性の築き方を説明する本を数多く見かける。多くは若手世代の部下を持った上司世代が手にとって読んでいるのだと思う。どうやら世代間の分断によって、会社内でのトラブルが起こっているらしい。 私は30歳で…
あなたは自転車の絵を正しく書けますか?水洗トイレのメカニズムを説明できますか?試してみるとわかると思いますが、意外と正しく書けないものです。そんな人間の「無知」に注目したのが本書『知ってるつもり 無知の科学』になります。 知ってるつもり 無知…
進化という言葉を聞くと、大自然の中で何千年何万年という単位でゆっくりと起こる現象だイメージするのではないでしょうか? しかし、進化は都市で、しかももっと短いスパンで起こっているという驚きの主張しているのが本書、『都市で進化する生物たち:"ダ…
ディーリア・オーエンズは野生動物学者で、『ザリガニの鳴くところ』は彼女の初の小説となります。(ノンフィクションは複数刊行) ザリガニの鳴くところ 作者:ディーリア・オーエンズ 早川書房 Amazon 本書はミステリー小説に分類されることが多く、ミステ…
働きアリの一部は働いていない。そんな話を聞いたことがある方も多いと思います。それでは、働かないアリは何のために存在しているのでしょうか? その謎に迫った研究者が記したのが本書、『働かないアリに意義がある』です。 ヤマケイ文庫 働かないアリに意…
テクノロジーによって民主主義はどのように変容するのか?本記事はそんな難題に向き合った一冊『操られる民主主義 デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか』の書評・要約になります。 操られる民主主義 デジタル・テクノロジーはいかにして社会…
最近、「心理的安全性」という言葉を耳にする機会が増えていませんか? 本記事は心理的安全性に関する研究の第一人者であるエイミー・C・エドモンドソン氏の著書『恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』の書評・要約に…
経済学と心理学を合わせた学問分野である行動経済学。最近、注目度が増しています。そんな行動経済学に関するおすすめの本を5冊紹介します。 目次 ファスト&スロー 予想通りに不合理 いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 図解de理解 行動経済学…
理系におすすめのノンフィンクションを11冊紹介します。メジャーなものばかりでなく、マニアックな本も紹介しています。 (今後、さらに分野や本を追加予定です) 目次 テクノロジー全般 シンギュラリティは近い ホモ・デウス 2030年:すべてが「加速」する…
あなたは内向型ですか、それとも外向型ですか?そもそも、その違いは何によって決まるのでしょうか?外向型が褒め称えられる世の中ですが、内向型人間にも沢山の強みがあります。 内向的な性格に悩んでいる…そんな人は、変わる必要はありません。その長所を…
リーダーに必要な考え方とはどのようなものでしょうか? そんな悩みを抱えている方にお勧めの一冊があります。それが本書、『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』です。 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 作者…
本記事は『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』の書評・要約になります。 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 作者:マシュー・サイド ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 著者について 本書の概要 オススメしたい人 …
本記事は『つくられた格差~不公平税制が生んだ所得の不平等~』の書評になります。 つくられた格差~不公平税制が生んだ所得の不平等~ 作者:エマニュエル・サエズ,ガブリエル・ズックマン 光文社 Amazon 著者について 本書の概要 オススメしたい人 著者に…