理系研究者の書評ブログ

30代の化学系の研究者が、読んだ本の書評を書いています。

内向型の性質と内向型を活かすためのおススメ本2選

あなたは内向型ですか、それとも外向型ですか?
そもそも、その違いは何によって決まるのでしょうか?
外向型が褒め称えられる世の中ですが、内向型人間にも沢山の強みがあります。

内向的な性格に悩んでいる…そんな人は、変わる必要はありません。
その長所をとことん伸ばせば良いのです。

ここでは、内向型と外向型の性質の違いや内向型の強み、内向型の人におススメしたい本を紹介します!

目次

内向型・外向型の違いは何?

外向型と内向型は以下のような特徴を有しています。

外向型の特徴

・多様性を好み、単調だと飽きてしまう
・物事の中心にいるのが好き
・大勢の知り合いがいてその人たちを友達だと思っている
・大抵元気いっぱい
・聞き手になるより話し手になることが多い 

内向型の特徴

・自分1人か、2、3人の親しい人とくつろぐ方が好ましい
・話したり行動したりする前に、考えることが多い
・聞き役になることが多いが、自分にとって重要なテーマについてはたくさん話す
・狭く深く。量より質 

必ずどちらかに分類されるものではありません。
どちらにも当てはまる両向型が3分の2だそうです。
あなたはどちらの性質が強いですか??

内向型と外向型の型は遺伝で決まる!

内向型と外向型の違いはドーパミン感受性の違い、ということができます。

つまり、

内向型はドーパミン感受性が高い
外向型はドーパミン感受性が低い

という違いがあるのです。 

外向型はドーパミン感受性が低くよりたくさんのドーパミンを生産するために、どこかに行ったり、人にあったりしなければならないのです。

一方、内向型の人はドーパミン感受性が高いため、静かな活動でも十分なドーパミンを得ることができます。
外向型人間にとってちょうどいい刺激は、内向型の人にとっては強すぎるのです。

内向型にインドア派が多いのは、家の中でも十分な刺激が得られるからでしょう。

内向型の強み

エキスパートになれる

内向型人間の最大の強みは

専門分野でエキスパートになれる可能性が外向型の人よりも遥かに高い

ということです。

黙々と作業したり練習したりすることは内向型人間の得意とすることです。

その長所を最大限に活かしましょう。

内向型人間も良いリーダーになれる

リーダーを務めるのは外向型人間の専売特許と思われがちですが、内向型人間もリーダーシップを取ることができます。

目的意識のある人々を率いる場合は、内向型のリーダーの方が望ましいという傾向があります。

内向型人間はよく人の話を聞き、部下の自主性を重んじるからです。

対人関係においても、感受性や共感力、内省力の高さは内向型人間の大きな武器です。
その長所を最大限に活かしましょう。

世の中は外向型人間を賛美しすぎている

現代社会において、外向型人間が賛美されているのは、世渡り上手でアピール上手だからだと思います。
会社でも発言が多く、広いネットワークを持つ人間が出世に有利です。
そうして、ほとんどの人は「外向型であるべきだ」という教えを刷り込まれているのです。
このような押しつけによって内向型は短所だと認識されています。
しかし、ここまで見てきたように、内向型にはたくさんの強みがあるのです。
そのことを理解して、内向的な性質を伸ばすことに内向型人間は集中しましょう!

内向型を理解して活かすためのおススメ本2選

本記事は以下の2冊を参考にしました。
どちらもわかりやすく、内向型・外向型の性質を理解する上で非常に参考になります。

内向型を強みにする』は本ブログでも紹介したことがあります
ぜひご一読あれ。

内向型を強みにする

内向型を強みにする

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